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前々回が「睡眠」、前回は「運動」の仕事への効用などを書きましたので、今回は「音楽」の効用について述べてみたいと思います。
仕事に限らず、音楽が与える様々な影響については色々な所で述べられています。モーツアルトが胎教に良いとか、ワインの醸成をさせる時にジャズを流しておくと味がよくなるとか etc.
とりあえず科学的な難しい話は置いておきまして、そういう根拠から音楽が与える仕事への影響も必ずやあるわけです。
最近は、有線放送などでBGMをオフィスに一日中流しているような会社もけっこうあります。また、つい先週知った所では、東京の地下鉄の車内でBGMを流すようにするとのことです。とりわけ東京周辺の通勤時間帯の車内は何かとギスギスしがちですので、とてもよいアイディアかと思います。
私も事務所で仕事をする際には、環境音楽や静かめのクラシック系の音楽をよく流しながらやっていますが、何も流していない時よりも明らかに効率的に仕事がはかどります。単純に時間的な目安にもなりますし。(ただ、「歌詞のある音楽」だとついつい歌詞の内容に気がいってしまい、あまり効果的ではない感じがします。)
どうしても環境的に職場の中で音楽を聴けないような状態であれば、職場への行き帰りの時間帯や自宅にいる時などオフの時にできる限り音楽に接する時間を取るのがよいかと思います。
基本的には自分の好きなジャンルの好きな音楽を好きな形で聴けばいいのでしょうが、仕事への影響という部分にだけ着目しますと、各自の職種などにも合わせて上手くモチベーションが上がりそうなものを選ぶのがよいでしょう。
また、時間的には、朝起きてすぐの頃や夜寝る前の時間帯がより効果的だといわれています。
たとえ仕事の最中に周りで音楽が鳴っていなかったとしても、普段から音楽に親しむ習慣をつけておくと、頭や心の中で勝手にBGMが流れているような状態になり、必ずや仕事に好影響を及ぼしますし、職場や取引先など周りの方々とのコミュニケーションもより上手くとれるようになるものです。
「いつも心に音楽を」というどこかのキャッチフレーズがありましたが、まさにそのとおりで、職場の活性化や仕事の効率化には音楽は欠かせないものといえるでしょう。
ぜひぜひみなさんも、“音楽効果”で潤い豊かに充実した仕事をして頂き、有意義な毎日をお過ごし頂ければと思います。
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