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最近、色々な所で様々な形で「働き方改革」のことが話題に上っています。が、そもそも働き方改革って何なんでしょうか?
今回は(ほぼ個人的見解ですが)その辺りを少し考えてみたいと思います。
イメージは人それぞれかもしれませんが、働き方改革というと、「仕事を日々効率的に片づけて余暇や私生活も充実させ、それが会社のコスト削減にもつながる」というような意味合いで捉えられるかもしれません。
とはいえ、現実に仕事はたくさんあるし、会社として雇える人数は限られているし・・ということで、言うは易し行うは難しという感じでしょうか。
そもそも日本人としての根本的な価値観の中に「たくさん仕事をするのはよいことだ」というものがあるように思います。勤勉で周りと協力して“会社のために”毎日身を粉にするように働くことが美徳であり、極端に言うと仕事が常に人生の中心にあるというような。時代が変わっても、欧米の文化・慣習が入ってきても、微妙な変化はあれど根本的には変わっていないように感じます。
それはそれで全然悪いことではないですし、むしろ日本はそういう人達によって支えられています。
が、現実に長い時間働き過ぎたり家族や地域の生活を置き去りにすることでの弊害も目立ってきているというのもまぎれもない事実ですので、この「根本」を変えることこそが「改革」なのだと思います。
要は、出勤時間を変えたり残業しない日を作ったりなどという小手先の変化だけでは、何の改革にもならないのではないかということです。
会社や社会全体が根本の価値観をどれだけ覆すことができるか。現在の、そしてこれからの日本において、さあ果たして可能なのでしょうか?
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