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先日とあるレストランで食事をした際に、各々の箸袋に印象的な言葉が書いてありましたので、それらを紹介したいと思います。(新年ということもあり、若干趣向を変えました。)
◎「正見」(しょうけん)
人間の目はただ単に何かを見るためについているのではなく、何よりも物事を「よく見る」「正しく見る」ことが大切で、重要なことを見逃さないようにしなければならないということ。
◎「雲在青天」(くもはせいてんにあり)
雲が青い空に浮かんでいるというのは一見当たり前のことのようですが、この大自然のありのままの姿・あるべきものがあるように在るというのは、実は最も厳しく驚くべきことだということ。
◎「進一歩」(しんいっぽ)
何かを達成したと満足して、そこで終わってはいけない。そこが最高なのではなく、さらにその先に一歩進むことを常とする心構えをもって事に当たるのが重要だということ。
◎「常念必現」(じょうねんひつげん)
常に一心に祈り念ずれば、必ずや思っていたことが実現するということ。ただ思うだけでなく「祈る」くらいの心意気であれば、万事いい方向に導かれることでしょう。
◎「日々好日」(ひびこうじつ)
人間は、日々起こる目の前の出来事に一喜一憂しがちだけれども、宇宙の大自然の中では、そんな人間の一時的な感情とは全く無関係に、毎日少しの乱れもなく、大きく変わることもなく事象が回っているということ。
◎「柳緑花紅」(やなぎはみどりはなはくれない)
柳が急に花になったりしないし、花はどう頑張っても柳になることはない。という所から、どんな物でもそれぞれ与えられた性質に従ってその役割を全うし、分をわきまえて生きていくのがよいということ。
〜これからの1年が、みなさまにとって有意義で素晴らしいものになりますよう祈念しております。〜
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