|
|
|
|
|
今回は、職場で言ってはいけない(言わない方がいい)、あるいはこれを言うと仕事がつまらなくなったり、周りがしらけてしまうような「コトバ」についてまとめてみたいと思います。みなさんそれぞれの立場でお読み下さい。
◎「〜させる」「〜させられる」
よく使ってしまいがちな言葉ですが、仕事はさせるものでもさせられるものでもありません。皆で協力し合いながら「する」ものです。組織である以上、役員・上司・部下など色々な身分や役職がありますが、それぞれの役割が違うだけで「目指すところはひとつ」なのです。この言葉を使わないだけで、日頃の仕事への取り組み方がけっこう変わってきますよ。
◎「管理する」
これは“支配志向”の言葉です。名称上「管理部」や「管理職」と呼ばれる人たちの仕事というのは、現場やその部署の仕事がスムーズにいくよう「気配り・手助け・配慮・援助する」ことです。今後は『支援する』という言葉を使うようにしましょう。たとえ見かけ上同じようなことをしていても、“支援志向”の場合には相手に与える影響や効果が随分いい方向に変わってきます。
◎「〜できません」「なぜできなかったんだ!」
まだ実際にやってないうちから勝手にできないと決めつけるのはいかがなものでしょう。努力した結果できなかったのなら仕方ありません。まずはやってみましょう!
後者は上司が部下を叱る時によく使われる言葉ですね。結果について問い詰めてみたって何の意味もありません。むしろやる気をなくし、他のものに責任転嫁をするばかりで前向きにはなりません。できないことには必ず理由(妨げとなった障害)があります。よく聞いて、それを一緒に考えてあげましょう。
◎「〜くれない」
例えば「上司は何も教えてくれない」とか「会社は○○してくれない」とか、受け身な気持ちで何か自分に与えられるのを待っているのはどうなのでしょう。まずは自分から動いてみる、自分から聞きに行くといった姿勢が自他共に好影響を及ぼすのではないでしょうか。
◎「がんばります!」「がんばれ!」
これは、その意味をきちんとわかって使うのならOKです。精神論の代名詞のようにやみくもに使うのではなく、「どう頑張るかを伝える」「その頑張り方を教える」というスタンスが重要ではないでしょうか。その部署が目指す目標や会社の方向性が不明確なまま使わないようにしましょう。
他にも色々あると思います。仕事は皆で協力してひとつの目標に向かってやるものだという意識を日頃から持っていれば、おのずと周りの仕事仲間にいい影響を与えるような言動になってくるのだと思います。
|
|
|
|
|
|