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ご存知の方も多いと思いますが、“サザエさんシンドローム”とは「(テレビでサザエさんが始まる)日曜の夕方ぐらいの時間帯になると次の日の仕事のことを考えて憂欝になる」ことをいいます。
個人的に「なくせないものかなあ?」と日々考えています。今回は、これについての思いを綴ります。
私もサラリーマン時代はそうでした。
毎週のように日曜(あるいは長期休暇の最後の日)の夕方は何だか気持ちが落ち着かず、明日からの仕事や会社の風景などを思い浮かべては、イヤ〜な気分になったものでした(苦笑)。
もちろん人によって個人差はありますし、なぜそういう気分になるのかの要因も人それぞれでしょう。
では、まずは「その憂欝になる原因」を分析することから始めてみましょう。
やり方は簡単です。できるだけ大きめの紙を準備し、そこに「自分が憂欝になる理由」をありったけ書いてみて下さい。もうこれ以上出ないっていうくらいたくさん書き出すのがポイントです。
(まずは頭の中だけで考えていることを文字化することで、ずいぶん気が楽になることと思います。)
そして次に、書き出したそれぞれについて「その克服・解決方法」をご自身で書いてみます。
実際にやってみるとおわかりになると思いますが、意外なことにそのほとんどについてけっこうスラスラ書けてしまうものです。
もう20年も30年も(あるいはそれ以上)生きてきて、社会人生活もある程度の期間おありの方は、その克服・解決方法についておおよそご自身ですでに会得しているものなのです。(つまり頭の中だけで色々考えて堂々巡りをしているから気分が悪くなるということです。)
ただ、中にはどうしても解決方法が見い出せないこともあるでしょう。もちろんそれは人によって違うことでしょうが、共通項はあるように思います。
それは「仕事はつまらないもの」だと思っているからではないでしょうか?
ご自身の担っている仕事の“意味”と“意義”を今一度考えてみようではありませんか。必ずや社会のどこかで誰かの役に立ち、自分も巡り巡ってその恩恵を受けていることに気付くと思います。
そもそも、「つまらない仕事があらかじめ存在している」わけではなく、「自分自身の心がつまらない仕事だと勝手に決めている」に過ぎません。
自分がしているそれぞれの仕事の“意味”と“意義”がわかれば、恐らくそれらの仕事は劇的に楽しいものになることと思いますし、少々の人間関係のゴタゴタなどもどこかに吹き飛んでいくことと思います。
少しでも多くの方が、明日から始まる仕事が楽しみで仕方ないという気持ちになり、とてもワクワクした気分で日曜の夜を迎えられるようになることを願ってやみません。
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