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少しでも新しい1年の始まりにふさわしい話題を・・ということで、今回は1日の始まりである“朝の時間”の活用方法とその効果などについて考えてみたいと思います。
最近は、早朝にジョギングをしたり、「朝活」というものに参加してから出勤する方々も多く見られるようになりました。朝起きてから会社などに行く合間の時間に「何か他のこと」をするのがちょっとしたブームになっている感もあります。
夜型の生活を朝型に変えるというのは、単純にいってもとてもよいことだと思いますが、やはりそこには科学的な裏付けもあるわけです。
「セロトニン」という脳内物質をご存じでしょうか? かくいう私も科学的なことはあまり詳しくないのですが、心を癒したり平常心を維持したりしてくれる効果のある脳内物質のことです。
このセロトニンは寝ている間はほとんど分泌されず、朝起きて様々な活動を始めるにしたがって分泌される量が増えていくものです。
ですので、なるべく朝早くに起きてすぐに太陽の光を浴びたり、体を動かすことなどによって、その日一日の中の早い段階でセロトニンの分泌を増やしておくことが、有意義で充実した一日を過ごすために重要なこととなるわけです。
よく「朝起きたらまず朝日を浴びるとよい」と言われますが、まさにそれは理にかなっていて、太陽の強い照度の光によって網膜が刺激されて、セロトニン神経が直接活性化されるということなのです。
もうひとつは、ウオーキングや軽い運動です。体力や余裕のある時間は人それぞれですから、自分自身のペースに合わせて無理なくやるのがよいとされています。
ちなみに、誰かと話しながらとか、人や車の多い場所など、「自分の体を動かすこと」以外の所に神経がいってしまうような状態では効果が薄くなります。
あとは「呼吸の仕方」がポイントになります。吸うことよりも「吐くこと」の方を意識するとよいようです。時間的には数分でよいので、意識してゆっくり大きく息を吐くとセロトニンが活性化します。
どうしても朝はバタバタしてしまい、このような時間が取れないという方は、例えば通勤する電車の中でガムをかんだり、リズムやテンポのよい音楽を聴くだけでも脳内は活性化するとのことです。
そして、何より重要なのは、こういったことを「習慣化」して、短い時間でもよいので毎日続けるということかと思います。(ある意味、それが一番難しいことかもしれませんが・・・。)
〜これからの1年が、みなさまにとって有意義で素晴らしいものになりますよう祈念しております。〜
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