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私がここで語るまでもなく、みなさんは“ビジネスマナー”については深い知識があり、実践もされていると思います。が、中には意外なものや今まで常識だと思っていたことが非常識だったり・・・といったこともあります。今回は、そのようなトリビア的な事項を集めてみました。
◎ 約束の時間
街なか等で待ち合わせの場合、どのくらい前に到着するよう心掛けますか? 大体は「10分前」ぐらいで、遅くても「5分前」といった所でしょうか。では、会社や事務所など相手先へ訪問する場合はどうでしょう? この時は約束の「時間きっかり」がよいです。間違っても(よかれと思って)10分前とかには入っていかない方がいいでしょう。なぜなら、「時間前」だと相手は受け入れる準備がまだできていないかもしれないからです。変に早くいくと失礼になりかねません。
蛇足ですが、冬などコートを着ていった場合は、コートは脱いでから入りましょう。
◎ 手土産の渡し方
よく日本人にありがちな「つまらないものですが・・」などと言いながら渡すのは、実は好ましくありません。自己謙遜的な表現ではありますが、つまらないものは持っていってはいけませんね(笑)。
ここは、なるべくその「中身」を言いながら渡すのがいいです。例えば、「弊社の近所にある評判の良いお菓子屋さんのもので、こだわりの素材を使った○○です。」といったように。この方が、我が社のために素敵なものを用意してくれたんだ・・・と思われ、真心が伝わります。
◎ 名刺の入れ方
みなさんは、名刺入れに名刺を入れる時にどのような向きで入れていますか? (文章では説明しづらいのですが)まっすぐ縦向きに入れるのは好ましくないです。「逆向きに(逆さまに)入れる」方がよいのです。そのココロは、相手に渡す時に名刺入れから出してそのままスッと渡せるから。出してからひっくり返したりする必要がなくスムーズに渡すことができます。
◎ 「のし袋」の裏側
これも文章では説明が難しいですが、たたみ方(どちらを上にするか)に決まりがあります。“福”が入ってくるようにと、結婚やお祝い事に使うものは「下の部分が上にくるように」たたみます。逆に、葬儀などお悔みの場合には、悪いことが逃げていくようにと「上の部分が上にくるように」たたみます。
ちなみに、弔事の際ですが、一般的に「御霊前」はお通夜や告別式の時に、「御仏前」は四十九日を過ぎて使うのが望ましいとされています。(亡くなって間もない頃はまだ“霊”で、四十九日を過ぎた辺りで“仏”になるとされているためです。)
〜上記のことは、こうでなきゃ絶対ダメ・・・というわけではありません。あくまでも一例であり、この方がベターなのではないか・・・という意味合いであることを付け加えます。〜
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