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よく「職場のモチベーションを上げると生産性も上がる」などと言われますね。では、そもそも“モチベーション”とはどういうものでしょうか?
また、同じような雰囲気の言葉に“テンション”というのがあります。しばしば混同して使われているような気がしますが、そもそもが似て非なる言葉です。
・テンション(を上げる)
⇒ 一時的な単なる感情の高ぶり。したがって波が激しくその反動も大きい。
〔例〕 ・朝礼で「頑張るぞー、おー!」などと大声を出す
・テンポの速い曲を大音量で聴く
・モチベーション(を上げる)
⇒ 動機の腑に落ちる度合。一度上がったらほとんど下がらないので効果が持続。
〔例〕 ・なぜこの仕事(事業)を始めたのかを深く考える
・自分のしていることの社会的意義を理解する
ということは、もちろん仕事においては「モチベーション」の方を上げるのがふさわしいですね。
@「そもそも何で今の仕事を始めたのか?」という原点(初心)に戻り、A「何のために働くのか?」という目的を自分自身に問い続け明確化することによって“モチベーション”を上げていくことが肝要なのだと思います。
なお、一説によると「モチベーション」には7段階あります。
・1.0 → 生活を維持するために最低限のことを仕方なくやる
・2.0 → お金を得るために損得で動く。アメとムチで人を動かす
・3.0 → 自分の人生にやりがいを求め、自己実現のためにやる
・4.0 → 愛と感謝の気持ちで動き、人に喜ばれるのがうれしい ↑
・5.0 → 生きがいを求め、使命として取り組む 3.0と4.0の間に
・6.0 → 未来の構想から来る直感で動き、天命として動く 分厚い壁がある
・7.0 → 一切の行動理由がなく、あるがままでいる
※1.0〜3.0は、自己都合(好き嫌い、利害損得、勝ち負け)で生きている世界
4.0〜7.0は、自己都合を超越して生きて他力が働く世界
当然に数字が大きい方が幸福度・社会への貢献度や影響力が高いということになり、4.0以上のことができる(人をより多く抱える)企業がこれからは「魅力的な企業」として繁栄していき、そこに関わる全ての人達が幸せになっていくのだと思います。
少々難しい内容も含んでいますが、ご理解頂けましたでしょうか。
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