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同じような内容の話をしているのに、相手にちゃんと伝わる人と、全くもって上手く伝わらない人がいるのはどうしてでしょうか? 何が違うのでしょうか? 今回はその辺りを考察してみたいと思います。
◎相手の頭の中に「整理された図」を作る
いわゆる「話の上手な人」にそのコツを問うた所、聞いているのはあくまで他人である相手なので、その聞き手の頭の中に整理された図ができるように話をするよう心がけているとのことでした。
対して、話がよくわからない人は、ただ単に自己満足な感じで言葉を連ねているだけで、自分の伝えたいことをちゃんと伝える努力をしていないように感じます。
私自身の経験からも、気持ちよく喋れた時に限って聞き手の反応がイマイチだったりするのはこういう所なのかと。今は(実際にできているかどうかは別にして)「もう一人の自分がすぐそばで自分の話を聞いている」つもりで話をするよう心がけています。
◎「対比」を有効活用し、「なぜ?」を解決する
何かと対比させながら話をすると伝わりやすいことが多いですよね。例えば、日本の食糧事情の話をするときには他の国ではどうなのかとか、賃金事情の話をするときには何年前はどうだったのかなど、同じジャンルの中で対比をさせながら話すと上手く伝わることは多いかと。
そして、聞き手が抱いている「なぜ?」をその話の中で解決してあげると、大いに納得感が得られると同時に共感を呼ぶことができるように思います。
◎「未来の姿」を具体的に示す
その結果どうなるのか? その先にはどういうことが待っているのか? などを話の中で具体的に伝えることができると、イメージも湧きやすいですし、その対策も示すことができるかと思います。
人はどうしても現状の問題に手詰まり感を持ちやすいので、良くも悪くも少し先の未来をイメージすることができたら、それだけで「話の明確化」ができるのではないかと思う所です。
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