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これに限らず、何でもなってからでは遅いですよね。何事も「予防」が大切かと思います。今回は普段から心がけたいメンタル不調の予防方法について考えていきたいと思います。
◎メンタルバランスを崩しやすい人の特徴
まずはこれを掴んでおきましょう。一般的に言われているのは、「真面目で責任感が強い人」、「職場で過度なストレスがかかったり長時間労働している人」、「結果を重んじるタイプの人」などです。特に中間管理職的な人は、職場でも家庭でも責任が増える一方で周囲にサポートを求めづらくなってしまいがちです。
あと、「甘いモノが好きな人や野菜をあまり食べない人」、「睡眠時間が短い人や日頃から運動をしない人」、「座っている時間が長かったり外にあまり出ない人」もメンタル不調になりやすいとのことです。
◎メンタル不調の予兆
心のメンタルバランスが崩れると、これまでできていたことができなくなりがちです。例えば、普段は遅刻も欠勤もしないような人が、時間を守れなくなったり休みがちになる。急にミスが増えたり、いつもは穏やかなのに最近はイライラしてばかりいる・・など。
こうした兆候が現れたら、周りの人が気付いてあげると共に、サポートや声掛け、あるいは産業医がいれば面談を促すなど、何らかのケアが必要です。
◎職場や日常生活でできる予防・改善方法
前述の特徴や原因などから見ても、普段から規則的な生活やバランスの良い食事を心がけたり、外に出て適度な運動をしたりすることが最も基本的な対策となるのかと思います。
自分自身がしている仕事の特性から、仕事の途中でリラックスするのもなかなか難しく、外に出たくても出られないなどの事情はあると思いますが、生活習慣の改善は意識すればできるはずですので、まずはそういう所から取組んでみましょう。
適切な運動や十分な睡眠が大事だということはすでに明らかですが、意外と良いのが「太陽の光を浴びること」です。最近は紫外線を気にしたりするあまり、日光をできるだけ浴びないようにする傾向が流行りですが、日光を浴びると俗に幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」という物質が脳内に分泌されます。このセロトニンが不足すると、うつ状態になりやすくなったりします。バランスの良い食生活という話も、腸内環境を整えることでセロトニンの生成を促すことができるからです。
あと、個人的にできることでいうと、様々な感情をできるだけ表に出すということです。喜怒哀楽を抑制せずに表情や声に出すわけです。面白いという感情が湧かなくても無理矢理に笑ってみるだけでも違ってくるようなので、どうぞお試しください。
それとやはり、個人でできることはどうしても限られてしまうので、会社主導で職場環境の改善に取り組むことも重要です。オフィスの一角にリラックススペースを設けたり、机の配置をなるべく多くの人が向き合わないようにしたり、上司が監視しているように見えるレイアウトを変えるだけでも違ってきますので、ぜひできる所から変えていきましょう。
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