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突然ですが、みなさんは何をしている時に「幸せ」だと感じますか?
もちろん人それぞれでしょうが、きっとそれは多かれ少なかれ「自分が好きなことをしている時」ではないでしょうか。では、多くの人が人生で一番時間を割いているであろう仕事や職場にいる時は「幸せな時間」になっているでしょうか?
好きなことを仕事にしているのであれば自ずと楽しくもなるでしょうが、好きが仕事になっている人ばかりでは世の中ないですよね。ただ、だからといって仕事が単なるお金を稼ぐ手段だったり、職場にいる時間が苦痛で仕方なかったりしたら、本当につまらない人生となってしまいます。
そもそも、お金を稼ぐためだけに頑張るというのは、モチベーションが長続きしませんし、例え大金を稼いだとしても必ずしも幸せになるとは限りません。
私自身は、お金というのは「仕事を通じて誰かの役に立ったり、そのサービスによって他人に喜んでもらったりしたことの対価」だと思っています。そして、この誰かの役に立つとか喜んでもらうということが好きで、それが幸せなんだと日々感じています。
こういった想いの根底にあるのは、「自分はなぜ今この仕事をしているのか?」というある意味基本的な拠り所でしょうか。ただ、目の前の仕事に日々忙殺されてしまうと、ついつい忘れがちなので、ちょっと落ち着いた時にでも定期的に思い出す作業が必要で、その度に原点に帰ることが不可欠かと思います。
大きな幸せというのはそうそうあるものではありません。どんなことでも小さなことでも、毎日ちょっとずつの幸せの積み重ねが結局大事なのかなと思います。
もちろん仕事を通じてなくてもいいでしょう、こういう小さな幸せを感じる力を養って、自分の幸せポイントを少しでも早くに見つけた人が、本当の意味での「成功者」であり、人生の「勝ち組」と言えるのではないでしょうか。
と、ここまで書いてきて、そういえば似たようなテーマで最近綴ったなあと思い出しましたが、例えば「今日もさわやかな青空が広がるいい天気だ」とか「ちゃんとネットも繋がるし、テレビも映る」というような一見当たり前そうな事象もあえて意識してみるとか、「家族や仲間もみんな健康」とか「電車もバスも遅れることなくちゃんと動いている」といったようなことに有難みを感じてみるとか、最初のうちは意識的でもいいんだと思います。
そんな習慣を続けていくうちに、自分自身の幸せ指数が勝手にアップし、幸せを感じる力がついていくのだと思います。そして、それと引き換えに、ハラハラしたりイライラしたりすることは減っていくでしょう。
せっかくですので、仕事が終わった後に「ああ〜、やっと終わった。しんどかった。ヤレヤレ、ようやく解放される。」という感情になるより、「今日も色々な人に喜んでもらえて、誰かの役に立つことができて、充実した一日だった。」と思いたいですよね。自分も含めて、そんな風に思える人が世の中に一人でも増えたらいいなあと思いながら結びといたします。
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