|
|
|
|
|
師走と言われる12月ですが、みなさんご自身でホッと一息リラックスできる時間は確保できていますでしょうか?普段から頑張っている方も年末で季節の変わり目ということで心身の疲れが一気に出やすい時期でもあります。ピンと張ったままの糸は切れやすいですから、日常生活の中で意識的にリラックスタイムを設けるよう心がけてみたいものです。
リラックスするための方法は人それぞれですし、まあ自分の好きなことをすればいいのですが、その意図や効果を考えながらいくつか紹介したいと思います。
まずは「運動」なのですが、かなり昔からの研究で、「適切な運動をすると、その直後に脳細胞が30%ほど活性化する」という説もあります。ですので、忙しい時こそ少しの工夫で「運動」する習慣を作り出して実行すれば、単なる健康維持やダイエット効果だけではなくて、仕事の効率化や発想力の拡大などに大きな影響があります。
普段スポーツなんてしないという方や運動そのものが苦手な方も大きく構える必要はありません。とにかく何でもいいので、仕事の合間や通勤の時などに少しずつ体を動かす習慣をつけましょう。
逆に、日頃から定期的に何らかのスポーツをする習慣のある方も、ある特定の日に固めて運動するのではなく、できる限り毎日少しずつでも運動するよう心がけ、それを習慣化することが重要です。
次に「音楽」です。音楽の効用は色々な所で言われていますが、時間的には、朝起きてすぐの頃や夜寝る前の時間帯に聴くのがより心身に効果的だといわれています。また、職場への行き帰りの時間帯や自宅にいる時などオフの時にできる限り音楽に接する時間を取るのがよいかと思います。
基本的には自分の好きなジャンルの好きな音楽を好きな形で聴けばいいのでしょうが、普段から音楽に親しむ習慣をつけておくと、頭や心の中で勝手にBGMが流れているような状態になり、必ずや仕事にも好影響を及ぼしますし、職場や取引先など周りの方々とのコミュニケーションもより上手くとれるようになるものです。
最後に「お風呂」です。シャワーだけで済まさずにじっくりと湯船につかる方がいいなどとよく言われますが、まさにそのとおりで、心身のリラックス効果としては雲泥の差があります。
先に述べた運動の効果とよく似ているのですが、やはり体内の細胞が活性化して心身の状態を上手く整えてくれます。どんなに忙しくてもゆったりと湯船につかる習慣をつけておくと、まさに毎日の疲れがその都度リセットされて、次の日の活力につながっていくのだと思います。
以上3点述べましたが、共通していえるのが、その日に起こった嫌なことを引きずったり、マイナス要素なことを考えたりしながらやらないということです。心の中を無理やりでもいったん「無」に近い状態にしないと効果としては半減してしまいます。
(結果、上記のようなリラックス状態の時にいいアイディアが浮かんだり、それまで机の前でいくら考えていても出てこなかった発想がポンと出てくることがあるかと思います。)
|
|
|
|
|
|